歳時記俳句– category –
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徒然俳句:茶の花
茶の花の白まぶしけり日差しあり <白く可憐な茶の花>もうひとつ大事なツバキ科の花があります。茶の花です。ちょうど今頃、ほのかに香る清楚な白い花をつけます。小ぶりな五弁の花びらに大きな黄色の蕊(しべ)が特徴で、石鹸のような清らかな芳香があ... -
徒然俳句:山茶花
山茶花の花を眺めて深呼吸<イチョウ並木が見ごろ、天童の県総合運動公園>・11月7日https://www.asahi.com/articles/ASSC63RG8SC6UZHB005M.html <山茶花(さざんか)【冬―植物―初冬】・例句>山茶花の垣人消えてゆくところ 片山由美子山茶花を掃きて... -
徒然俳句:石蕗の花
手入れせずいつものところ石蕗の花石蕗の花恋する歳になりにけり<秋の風情漂う和紙の紅葉 南砺・井波の高瀬神社、七五三に合わせ250個>・11月6日・https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000037139 <石蕗の花:例句... -
徒然俳句:冬に入る
孫達のおもちゃ終活冬に入る沙美の浜波おだやかに冬に入る水槽の金魚に無縁冬に入る<雲海に包まれた国宝の金堂 世界遺産の京都・仁和寺でライトアップ>・11月4日・ https://www.asahi.com/articles/ASSC431YKSC4PLZB007M.html <冬に入る:例句>冬に入... -
徒然俳句:立冬・姫蔓蕎麦
立冬や何を希望の姫蔓蕎麦 <【冬】立冬(りっとう)>立冬は、いよいよ冬が始まる時期を表す節気です。朝夕の冷え込みが一段と厳しくなり、木枯らしが吹く時期です。紅葉で目を楽しませてくれた木々は葉を落として、冬らしい姿に変わっていきます。 <立冬... -
徒然俳句:沢庵
若者は沢庵離れ少子化に <沢庵漬(たくあんづけ)初冬>【子季語】沢庵漬ける、新沢庵、新漬沢庵、早漬沢庵、大根漬、大根漬ける <沢庵:例句>かはいさうな人が沢庵ばりばり噛む 櫂未知子死にし骨は海に捨つべし沢庵噛む 金子兜太沢庵を噛むや雪... -
徒然俳句:竜の玉
唐突に妄想爆発竜の玉 <龍の玉(りゅうのたま)三冬>【子季語】蛇の髯の実、竜の髯の実龍の髯の実である。山野の林中に自生し、庭園にも植えられる。 初夏のころ淡紫色の小花を咲かせ、晩秋から冬にかけてえんどう 豆くらいの大きさの実をつける。熟す... -
徒然俳句:冬夕焼
癌手術病棟窓に冬夕焼 <冬夕焼(ふゆゆうやけ、ふゆゆふやけ)三冬>【子季語】寒夕焼、冬茜、寒茜、寒落暉<サンマ初水揚げ、既に昨年の4倍 銚子漁港 近年不漁の中「一番良い」>・11月2日・https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1297131 <冬夕... -
徒然俳句:柿落葉
柿落葉すべて落ちれば空がある<とやまの紅葉2024・称名滝・激流とコントラスト>・11月1日https://webun.jp/articles/-/700160 <柿落葉:例句>優しさが疲れて寝ます柿落葉 塩見恵介自分史の終章に置く柿落葉 児玉素朋藪睨みの方角めざ... -
徒然俳句:神無月
神無月金目の干物奮発し<秋風に揺れるその光景はまさに”桃源郷” コスモス畑が見頃を迎える 鳥取県大山町>・https://news.ntv.co.jp/n/nkt/category/society/nk5f4aaab043fd4aa8a2621ca0edaf52e8 <神無月:例句>何んやかや云うてるうちに神無月 平...