歳時記俳句– category –
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徒然俳句:夏野
いまさらに誰に愛告ぐこの夏野夏野なり地球は回り夜は月 <山形県の花「紅花」見ごろ ジブリ「おもひでぽろぽろ」の舞台で>・2024/7/9https://mainichi.jp/graphs/20240708/mpj/00m/040/154000f/20240708k0000m040235000p <夏野:例句>雑草も彩りとな... -
徒然俳句:ダリア
ポンポンと咲くダリアにも隠し事花ダリア花数多く虚空あり晴れの空ポンポンダリア街散歩<大分市の平和市民公園でハマボウ見頃 空・川の青背景と黄花で南国ムードに>・2024.07.09・https://oita.keizai.biz/headline/2103/ <ダリア・ 晩夏・例句>ポン... -
徒然俳句:向日葵
向日葵が通過都電に敬礼す向日葵はポジティブのみに花咲かす向日葵は秩序守りて日を仰ぐ江戸時代「花下品なり」日輪草ひまわりはどこからみてもひまわりだ向日葵は太陽求め不眠症なぜ迷路ひまわり畑日本人 <向日葵(ひまわり)【夏―植物―晩夏】・例句>向... -
徒然俳句:夏落葉
引力を考えてみる夏落葉 <常磐木落葉(ときわぎおちば、ときはぎおちば) 初夏>【子季語】夏落葉、柊落葉、木槲落葉、樅落葉、檜落葉松、杉、樫、椎、樟などの常緑樹のことを常磐木という。これらは初夏の新芽萌える頃に古い葉を徐々に落とす。そのさ... -
徒然俳句:夏の朝
新聞はインターネット夏の朝朝ぐもりなにはともあれ朝散歩 <コウノトリ7羽巣立つ 福井県越前市で野外繁殖 5年連続>・7月4日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000036321 <夏の朝:例句>コーヒーを少し濃くして... -
徒然俳句:蓮の花
かけがえのない存在に蓮の花般若心経すべては空で蓮の花数千年気候変動古代蓮 <蓮(和歌)>蓮葉(はちすば)の 濁りに染まぬ心もて などかは露を 玉とあざむく ――僧正・遍照(へんじょう)(古今和歌集) <蓮の花(はすのはな)【夏―植物―晩夏】・例... -
徒然俳句:合歓の花(ねむのはな)
合歓咲いて過疎の町にも理髪店運命に任せて咲きし合歓の花合歓の花今日は悲しく雨の中 <合歓の花(ねむのはな) 晩夏>【子季語】ねぶの花、ねむり木、花合歓、合昏、絨花樹合歓は淡紅の刷毛のような美しい花を開く。夜になると葉を閉じて眠ったように... -
徒然俳句:灸花・屁糞葛
どこまでも無駄に絡んで灸花差別あり屁糞葛も艶めかし灸花俳句の世界価値ありてやいとなど虐待恐し灸花 <灸花(やいとばな)・晩夏>【子季語】 屁糞葛日本各地の路傍や草原に自生する蔓性多年草。七月~九月、ベル状で中央に赤い丸がついた可憐な花を... -
徒然俳句:ラベンダー
友達になってそれだけラベンダー <コケの聖地、北八ヶ岳に広がる神秘的な世界>・2024/06/29https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024062900524 <ラベンダー【夏―植物―三夏】・例句>鐘の鳴る丘のなぞへはラベンダー 森田峠むらさきの靄を... -
徒然俳句:ペチュニア
ぺちゅにあの桃色吐息花畑 <ペチュニア・ぺちゅにあ・三夏>ナス科ペチュニア属の植物の総称。南米原産で観賞用に鉢や花壇に植えられる。草丈は二十センチから三十センチくらい。五月から九月ころにかけて朝顔に似た花を次々に咲かせる。花色は赤、白、...