歳時記俳句– category –
-
徒然俳句:侘助
侘助が光寂しく咲きにけり<侘助(わびすけ)三冬>椿の一品種で、花は一重咲きで小さく、筒状に咲く。葉は細めでつやがあり、慎ましく控えめな印象で茶花によく用いられる。雄しべが退化していて、結実しないことが多い。花色は白、淡紅、紅色、赤地に白... -
徒然俳句:ボーナス
ボーナスが懐かしきけり年金で<メタセコイア並木れんが色に 高島>・12月1日https://www.asahi.com/articles/ASPCZ6RHYPCVPTJB008.html <色づく並木道 メタセコイアが見頃 石川>・12月1日https://www.asahi.com/articles/ASPCZ724QPCZPISC00H.html ... -
徒然俳句:枇杷の花
枇杷の花AI未来やや不安 <枇杷の花(びわのはな)仲冬>十二月頃、絨毛に覆われた蕾が割れ、黄色味を帯びた白い小さな五弁花が咲く。枝先にびっしりと密集して咲き、ほのかに甘い香りがする。 < 大雪(12月7日 二十四節気)>北風が吹いて雪が激しく降り... -
徒然俳句:ポインセチア
ポインセチア愛愛愛の空回りポインセチアSNSを恐れけり <ポインセチアの特徴>ポインセチアはメキシコの山地原産のユーフォルビア・プルケリマ(Euphorbia pulcherrima)を改良してつくられました。野生種は軽い霜に当たっても枯れないぐらいの耐寒性があ... -
徒然俳句:短日
短日の今日の記憶も消えさりて <短日(たんじつ)三冬>【子季語】 日短、日短し、日つまる、暮早し、暮易し、短景冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。(「きごさい歳時記」)<シクラ... -
徒然俳句:千両
悲しくてされど生き抜く実千両千両や舞台なくともきらり実を <千両:花言葉は「寿ぎ」>センリョウの花言葉は、「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」。マンリョウは「寿(ことほ)ぎ」「財産」「金満家」「徳のある人」「慶祝」。二... -
徒然俳句:寒あやめ
寒あやめ弱音を吐かず花咲かす <寒(かん)>「寒(かん)とは、暦の上で寒さが最も厳しいとされる期間のこと。寒中(かんちゅう)、寒の内(かんのうち)ともいう。二十四節気の小寒の日から立春の前日(節分)までの約30日間で、大寒の日がほぼ中間とな... -
徒然俳句:冬薔薇・冬の薔薇
検温の異常はなくて冬の薔薇検温を拒み孤高の冬の薔薇<末候 橘始黄(たちばな はじめて きばむ)>* 参考:<冬の薔薇 100句>http://www.haisi.com/saijiki/huyunobara1.htm <正月の縁起物「江戸角凧」製作が大詰め>・2021/11/26https://www.yomiu... -
徒然俳句:十二月
ベートーベン十二月には来日し運命のフォルティシモや十二月とげぬきの地蔵青空十二月ニュータウン青空がよし十二月極月の財布あふれる小銭かな<霜月(しもつき)仲冬>【子季語】 霜降月、神楽月、雪見月、雪待月、神帰月、露こもり月、子の月陰暦十一月... -
徒然俳句:初氷
うっすらと何を閉じ込め初氷初氷何を伝える吾が脳に <祈り色づく 大阪・高槻市の神峯山寺で紅葉見ごろ>・11月24日https://www.asahi.com/articles/ASPCR740XPCQPTIL032.html <全国の「鬼滅」聖地>・2021/11/23https://mainichi.jp/graphs/20211123/h...