歳時記俳句– category –
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徒然俳句:枯菊
枯菊に残る匂ひを嗅ぎ取って枯れ菊の名残の花の執念や <枯菊(かれぎく)三冬>【子季語】 菊枯る、枯残る菊、菊焚く雨や霜、寒気にあたって枯れてしまった菊をいう。時には雪に埋もれていたりする。火にくべるとほのかな香りが立つ。(「きごさい歳時記... -
徒然俳句:底冷え
底冷や巣鴨の要おじぞうさん <冷たし(つめたし)三冬>【子季語】 底冷え冬の寒さをあらわすが、冷たしは局所的、触覚的な場面で使はれることが多い。(「きごさい歳時記」) <七十二候 麋角解 さわしかつのおつる> <雪が降る中、800キロの大しめ... -
徒然俳句:雪
雪が降る今日は一日雪が降る護憲護憲唱えて隠す雪嵐憲法を改正できず雪の果て雪積もり有刺鉄線棘隠す昭和にも平成にも降り外は雪<カピバラ、温泉で気持ちいい~ 冬至で特産ザボンやミカンぷかぷか>・12/19https://mainichi.jp/graphs/20211219/hpj/00m/... -
徒然俳句:クリスマス
テレワークパソコンいまだクリスマスクリスマスそれよりお墓どうするか仏壇にろうそく灯すクリスマス <いきもの語り:シクラメン「原種」の愛らしさ、たくましさ 東京・瑞穂町>・2021/12/13https://www.sankei.com/article/20211213-ZJUFY35ROVIBFGQI7P... -
徒然俳句:冬星座
地下鉄の路線は迷路冬星座重力波時空さざなみ冬の星 <フォト特集:金閣寺が雪化粧、この冬初>・2021/12/18https://www.sankei.com/article/20211218-7NF4FEMN2ZKRROZFNK7R3PBZYQ/<金閣寺も雪化粧 西日本の各地で厳しい冷え込み>・2021/12/18https://m... -
徒然俳句:冬銀河
地下鉄もときに地上に冬銀河スニーカー未来のように冬銀河 <冬至(とうじ)>冬至冬の最中で寒さの厳しい時期。一年で最も昼が短い日。<七十二候:乃東生 なつかれくさしょうず> -
徒然俳句:冬の月
ヒートテック二枚重ね着冬満月 <魔よけの紅・青・黄、新年の縁起物「まゆ玉」作りピーク>・2021/12/16https://www.yomiuri.co.jp/national/20211216-OYT1T50171/ * 人類はふたたび月を目指す (光文社新書)(春山 純一 (著))人類はなぜ月を目指すのか―... -
徒然俳句:着ぶくれ
年々にまた一枚と着ぶくれる着ぶくれてデブがまたデブどてら着てライオンが着ぶくれしている我が家かな東京人惰性のままに着ぶくれる <福よ来い、コロナ去れ…新春彩る「切り花葉ぼたん」 石川で本格出荷>・12/15https://mainichi.jp/graphs/20211215/mp... -
徒然俳句:冬の一本木
裸木になって超絶一樹立つ <裸木・はだかぎ・三冬>冬になって落葉を終えた樹木のこと。まとっていたものを、すべ て取り払った状態になることからこう呼ばれる。俳句では、枯木 と同じような意味で使われるが、「裸」という言葉の印象が枯木 以上に蕭条... -
徒然俳句:冬あれこれ
冬の灯を消して記憶もまた消して難民多し地球は冬旱 <多くの人が陥る「俳句は感動を詠まねば」の勘違い・「感動至上主義」よりもっと大事なこと>岸本 尚毅 夏井いつき : 俳人 2021/06/10https://toyokeizai.net/articles/-/432852 <雪化粧の立山連峰、澄み...