歳時記俳句– category –
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徒然俳句:稲の花
稲の花神秘に受粉風媒花稲の花しばし待っての塩むすび <稲の花(いねのはな)初秋>【子季語】 富草の花花穂に綿毛のような花を付ける。開花時間は通常十時~十二時、終わった花が田の面に浮遊するのは風情がある。農耕の民にとって稲の花は米の出来高と... -
徒然俳句:花木槿
空に向けしべを突き出す花木槿木槿咲くジャズドラムかな破調かな <真夏の涼・古都生まれ かき氷の王様 奈良・大和氷室>・2022/8/13https://www.sankei.com/article/20220813-76ZIATFYERMVZP65DMNIAQ3XAY/ <海に映える大輪ヒマワリ 耕作放棄地が鮮や... -
徒然俳句:終戦忌
芋雑炊食べて育った敗戦忌終戦忌ゲリラ豪雨は頻繁に海洋ゴミどこの国から終戦日とらうまになるな日本よ敗戦忌敗戦日処方薬が多かりき <どうぶつ園の仲間たち:ワライカワセミ 翼に映えるコバルトブルー 捕食姿は迫力満点>・2022/8/10・https://mainich... -
徒然俳句:ハイビスカス
ハイビスカス吾に無用の恋の花 <チングルマ風に揺れ 北アルプス・雷鳥沢>・2022年8月9日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000031401 <真夏の涼・気温11度の巨大鍾乳洞 滋賀・河内の風穴>・2022/8/10https://ww... -
徒然俳句:盆
ミニカーをいくつ並べて盆明ける <次候 寒蝉鳴(かんせん なく)> <盆の訪れ告げるキツネノカミソリ 竹田市の七ツ森古墳群で見頃>・08/09https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2022/08/09/JD0061562057 <夏の盛りに花盛り 1・5キロ紅色の帯... -
徒然俳句:時計草
時計かと言われてやはり時計草 <涼しげな淡い紫色「北山友禅菊」が見頃…住民らが京大・市の協力で品種改良>・2022/08/07・https://www.yomiuri.co.jp/national/20220805-OYT1T50310/ <ハスの花に飛ぶ宝石 「ハスカワ」早朝から愛鳥家がカメラ>・2022... -
徒然俳句:紅芙蓉
リベラルの無駄骨よりも紅芙蓉やさしさもどこか限界紅芙蓉大きな葉大きな花や紅芙蓉こまごまと移ろい早き芙容咲く<ヒラヒラ、キラキラ金魚は踊る ディスコ空間でたゆたう「ジュエル」>・8月6日・https://www.asahi.com/articles/ASQ845PY9Q84PLFA004.ht... -
徒然俳句:猫の髭
秋風を待ちに待ちたる猫の髭秋風がそこまで来たと猫のひげ <彩時記・金魚 優雅に泳ぎ 涼を呼ぶ~8月・葉月~>・2022/8/5https://www.sankei.com/article/20220805-NVX5BWFWHNPHZC7LE77EIDKX4I/ <猛暑一息 映えるオレンジ みかも山公園群生 キツネノ... -
徒然俳句:涼む
そちこちに湿布を貼って涼みおりダブルベッド一人の夜は涼しくて <納涼(すずみ) 晩夏>【子季語】涼む、門涼み、橋涼み、涼み舟、納涼船、宵涼み、夕涼み、夜涼み夏、縁側や庭先、橋の上、舟など風が来るところで涼を求めること。縁台で将棋をさした... -
徒然俳句:朝顔
朝顔は一花一花に多様性一鉢の朝顔の花いくつ咲く少子化を無縁に花を朝顔は朝顔が虫を誘惑光満つ朝顔を一鉢選び玄関にコーヒーを朝顔映ゆるカフェテラス朝顔のダークブルーに今朝も雨朝いちのあいさつそれは朝顔に <幅20m、滝のカーテンでひとときの涼を...