歳時記俳句– category –
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徒然俳句:薄紅葉(うすもみじ)
ニュータウン家ごとに庭うすもみぢ <薄紅葉(うすもみじ) 仲秋>緑の残る淡い色の紅葉をいう。紅葉の走りではあるが、深い紅の冬紅葉などとは違った趣を持つ <「伯州綿」の収穫最盛期 鳥取・境港、今年は豊作>・2022/9/16https://www.sankei.com/art... -
徒然俳句:秋蝶
秋蝶の寝床はいずこ空に舞う秋蝶や染井霊園二三匹秋の蝶たのしげ風に強がりて秋の蝶小さくなりて人を恋う<赤ソバと八ケ岳 原村で秋告げる共演>・9月15日https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000031710 <秋の蝶(あき... -
徒然俳句:赤蜻蛉
瀬戸の海過疎の港に赤蜻蛉赤蜻蛉気動車似合うローカル線ぞくぞくとロシア脱出あかとんぼ <秋分(しゅうぶん),旧暦=8月 中>初候 雷乃収声(らい すなわち こえを おさむ) <赤蜻蛉(あかとんぼ)【秋―動物―三秋】・例句>九頭竜は逆潮どきの秋あか... -
徒然俳句:おおばこ
踏まれてもそれを喜ぶおおばこや <車前(おおばこ、おほばこ)仲秋>【子季語】おんばこ、大車前、大葉子、車前子オオバコ科の多年草。夏、道端や山野など、どこにでも見られる 雑草である。人や車の通る所に生えているというのが、名前の由来である。葉... -
徒然俳句:鰯雲
鰯雲出刃包丁で鱗とる鰯雲専守防衛団子虫鰯雲使い切れない空の青<アイヌ民族秋サケ迎え儀式 北海道浦幌「神にささぐ」>・9月11日https://kahoku.news/articles/knp2022091101000338.html <コスモス、秋の点描 信濃町の黒姫高原>・9月13日https://ww... -
徒然俳句:小海老草(ベロペロネ)
ベロペロネ食欲の秋なに求む <「小海老草(ベロペロネ)は、キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。原産地はメキシコで昭和初期に日本に渡来。> <成長願う「福笹飴」作り 七五三ピーク前に 名古屋・熱田神宮>・2022/9/12・https://mainichi.jp... -
徒然俳句:カンナ
ゴミ置き場カンナの花が束になり年寄りは早く死ぬべしカンナ燃え <初秋の夜、アユ追う炎 岐阜・下呂で伝統漁法「火ぶり漁」>・9月11日https://www.asahi.com/articles/ASQ9C621VQ9CUQIP002.html <コリウス見頃 色とりどりの1万3千株 武蔵丘陵森... -
徒然俳句:コスモス・秋桜
コスモスに指揮者はいらず風に揺れコスモスはやはり秋桜風に揺れいちめんの秋櫻に風そして風いまさらに雲は流れる秋櫻も風を呼び揺らぎ揺らいでコスモスや秋桜は風を呼びたりなびきたりコスモスや哲学すれどゆら揺らぎ <末候 玄鳥去(げんちょう さる)... -
徒然俳句:月・無月
世の中は作用無作用無月なり <無月(むげつ)仲秋>【子季語】中秋無月、曇る名月、月の雲陰暦八月十五日の名月の夜、空が曇って月が隠れている様子。待ちわびた月が隠れて見えないのは残念だが、かえって風情があるともいえよう。雲の厚さや動きによっ... -
徒然俳句:月
窓を開け夫婦で待つや今日の月良寛も眺めた月か円通寺名月に黙って夫婦珈琲を店舗閉じ人影もなし月夜かな <良寛さん修行の寺・玉島・円通寺>https://www.entsuji-kurashiki.jp/ * ドナルド・キーンと俳句(毬矢 まりえ (著))キーン邸の玄関には、立...