モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:初氷
モーロクし足もとあやし初氷モーロクし心ささくれ初氷 <地始凍・ちはじめてこおる>冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜は冷え込みがいっそう厳しくなるので、部屋の窓の結露にも... -
モーロク俳句:柿落葉
柿落葉散文的にモーロクす <えと人形作り最盛期 東京・今戸焼>・2022/11/11https://mainichi.jp/graphs/20221111/mpj/00m/040/029000f/20221111mpj00m040025000p <おかえりボンネットバス 38年ぶり、伊勢に里帰り>・2022/11/6https://www.sankei.c... -
モーロク俳句:朴落葉
朴落葉空の乾きにモーロクす <朴落葉(ほおおちば、ほほおちば)初冬>【子季語】朴散る冬になり錆び色に枯れて落ちた朴の葉。朴の葉は大きく、その落ち葉も迫力がある。山などで、壊れずにきれいに落ちたものを見かけると、まるでオブジェのようである... -
モーロク俳句:銀杏落葉
モーロクし夢は一睡公孫樹散る銀杏落葉モーロクリスク踏み滑り <銀杏落葉(いちょうおちば、いてふおちば)初冬>銀杏の黄落。明るく散り敷いた銀杏落葉は、路上や神社の境内などを美しく染め上げる。葉の形も独特で、古くから日本人の好む意匠である。 ... -
モーロク俳句・落葉
モーロクしよそ見ばかりの落葉かなモーロクし落葉のように息をしてモーロクし過去踏みしめて落葉道モーロクし入れ歯そろそろ落葉期<今日は立冬 ヒマワリ見ごろ 棚田で満開10万本 佐賀県みやき町>・11月7日・https://www.asahi.com/articles/ASQC75GF6... -
モーロク俳句:木の葉散る
散る木の葉モーロク世界入り来る <木の葉(このは)三冬>【子季語】木の葉散る、木の葉の雨、木の葉の時雨、木の葉焼く地面に落ちてしまった葉、あるいは梢にわずかに残っている枯葉をいう。木の葉が散るさまやその音には哀愁が漂う。 <日差し柔らか、... -
モーロク俳句:隙間風
モーロクし気づきもせずに隙間風 <伝統の農村歌舞伎、都市の若者たちも担い手に 山形・小国>・2022/11/3https://www.sankei.com/article/20221103-D3VAON2GDZNT3DZW62GGMFRGZE/ <先見が生んだ御堂筋 100年目の姿にワクワク 鹿間孝一>・2022/11/3... -
モーロク俳句:冬来たる
モーロクし愛を捨て去り冬来たる冬が来て硬直する身モーロクし <夜空彩る光の芸術、匠の技競う 3年ぶり土浦花火大会 茨城>・2022/11/5https://mainichi.jp/articles/20221105/k00/00m/040/298000c <岡山城がリニューアルオープン 歴史を伝え、集う城... -
モーロク俳句:冬に入る
モーロクし言葉数減り冬に入るモーロクの俳句浄土や冬に入るモーロクし行きつ戻りつ冬に入る手も足も脳もモーロク冬に入るモーロクし背丈ちぢみて冬に入る <秋色と青空のコントラスト 称名滝、紅葉見頃>・11月2日https://www.asahi.com/articles/ASQC17... -
モーロク俳句:立冬
モーロクし冬のはじめはあの世かな立冬やモーロクすれば耳乾く 立冬やモーロクすれば骨疼く <山茶始開・つばきはじめてひらく>よみは「つばき」ですが、山茶花が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、大輪の山茶花の花はよりいっそう目立ちながら、綺麗...