モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:炎昼
炎昼の影が小さくモーロクす炎昼のおのれの影もモーロクす <ふるさとの彩り・木立の中にたたずむ五百羅漢 茨城・瑞祥院>・2023/7/22https://mainichi.jp/graphs/20230721/mpj/00m/040/060000f/20230721mpj00m040054000p <炎昼(えんちゅう)【夏―時候―... -
モーロク俳句:向日葵
モーロクし嘆きの果ての向日葵やモーロクしひまわり迷路地獄道モーロクし向日葵既に重きかな向日葵に襲われ襲うモーロクし <ただよう香りと煙、お香で「暮らしに彩り」 種類いろいろ、お好みで>・7月22日https://www.asahi.com/articles/ASR7H3V5HR7CUT... -
モーロク俳句:アロハ
モーロクし喜色満面アロハ着るモーロクし余生のアロハ涼しけれ <来年開業100年のJR抜海駅 無人駅、木造駅舎で日本最北>・2023/7/15https://mainichi.jp/graphs/20230715/mpj/00m/040/095000f/20230715mpj00m040082000p <アロハ:例句>吾子着て憎し捨... -
モーロク俳句:金魚
モーロクし睨み睨まれ出目金や <ファミコン40周年>・2023/7/15https://mainichi.jp/graphs/20230715/mpj/00m/040/056000f/20230715mpj00m040046000p <金魚:例句>あきらめて金魚見てゐる病児かな 阿部みどり女雨晴れてちりぢりにある金魚かな 高野... -
モーロク俳句:夕焼け
まんぼうを見てモーロク夕焼ける感慨もなくてモーロクゆやけ見る <今年の猛暑はどう乗り切る? 「サザエさん」に学ぶ昭和の夏の過ごし方>・2023/07/10https://dot.asahi.com/aera/2023070500055.html?page=1 <夕焼け:例句>ぐんぐんと夕焼の濃くなり... -
モーロク俳句:昼寝・昼寝覚
昼寝覚この世に戻るモーロクし <昼寝(ひるね)三夏>【子季語】午睡、昼寝覚、昼寝起、昼寝人、三尺寝夏に仮眠をとること。夏は寝不足や暑さによる食欲不振などで衰弱することが多く、回復のために昼寝をする。弁当を終えた仕事師などが、ちょっとした... -
モーロク俳句:ソーダ水
モーロクし不機嫌つのりソーダ水モーロクし為す術もなくソーダ水<色とりどり 蔵を彩る風鈴400個 涼しさ運ぶ繊細な音色 福島市飯坂町の旧堀切邸>・2023/07/11・https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230711108604 <ソーダ水:例句>ソーダ水う... -
モーロク俳句:風死す
風死すや吾はモーロクおし黙るモーロクし風死すそして我も死すモーロクし寝そべるベッド風死して <風死す(かぜしす) 晩夏>夏の暑さの中、少しでも風が吹けば心地良いものだが、風がぴたりと止むと誠に耐え難い暑さとなる。いわゆる「凪」と言われる現... -
モーロク俳句:青柿
青柿がつぎつぎ落ちてモーロクすモーロクし世間厳しく柿青し <鉄道車両紀行・いすみ鉄道キハ52「ブレーキ操作は天気次第」>・2023/7/9https://mainichi.jp/graphs/20230707/mpj/00m/040/033000f/20230707mpj00m040010000p <青柿(あおがき)【夏―植物―... -
モーロク俳句:合歓の花
モーロクしされど夢見る合歓の花モーロクし死はあのあたり合歓の花 <合歓の花(ねむのはな) 晩夏>【子季語】ねぶの花、ねむり木、花合歓、合昏、絨花樹 <合歓の花:例句>合歓咲けば母のおもほゆゆえしらず 篠田悌二郎谷空にかざして合歓のひるのゆ...