モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:おでん
おでん煮ておでんの夢をモーロクすモーロクし見失う日のおでん酒 <年間公募枠780人の狭き門、あこがれの秘境路線 立山砂防トロッコ>・12月3日https://www.asahi.com/articles/ASRCY4S45RC7PQIP003.html <おでん:例句>おでんやは夜霧のなかにあるなら... -
モーロク俳句:浮寝鳥
モーロクし朽ち果てるかな浮寝鳥 <浮寝鳥(うきねどり)三冬>【子季語】浮鳥毎年越冬のため、毎年日本に渡ってきて川や湖沼で一冬を過ごす水鳥の群れ。鴨・雁・鳰・鴛鴦・白鳥などが、水面に浮かんで眠るさまをいう。 <浮寝鳥:例句>いつも陽の死角に... -
モーロク俳句:十二月八日
十二月八日今日も平凡モーロクし <舞妓からきゃりーぱみゅぱみゅまで まるでアートな手ぬぐい美術館>・2023/12/2https://mainichi.jp/articles/20231201/k00/00m/040/168000c <十二月八日:例句>牡蠣フライ食べ十二月八日かな 石川文子開戦日ただ海... -
モーロク俳句:隙間風
モーロクしあるはずもなし隙間風モーロクし口論の果て隙間風モーロクしあの世と思う夜の寒さ <隙間風(すきまかぜ)三冬>障子や戸の隙間から入ってくる冷たい風のこと。隙間に目張りをしてこれを防いだりする。身にしみる風である。(「きごさい歳時記... -
モーロク俳句:遠火事
モーロクし遠火事全て無関心 <火事(かじ、くわじ)三冬>【子季語】山火事、火の見櫓、火事装束、大火、遠火事、昼火事、近火、火事跡半鐘台、火の見番 <遠火事:例句>遠火事や窓の拭き残しが浮いて 松永典子今思へば皆遠火事のごとくなり ... -
モーロク俳句:冬の薔薇
モーロクし疑心暗鬼に冬の薔薇 <成田山新勝寺で大しめ縄づくり 責任者35年「最後にいい物を」>・2023/12/1https://mainichi.jp/articles/20231201/k00/00m/040/453000c <冬の薔薇:例句>冬薔薇や気になる人のとほくゐて 環順子雲晴れて香り濃くせ... -
モーロク俳句:藪椿
モーロクし見えてきしもの藪椿 <京都・かやぶきの里放水訓練>・2023/12/1https://mainichi.jp/graphs/20231201/mpj/00m/040/066000f/20231201mpj00m040058000p <藪椿:例句>鎌倉に扇谷や藪椿 山路紀子藪椿かがやく電車停まるたび 小島... -
モーロク俳句:冬の蜂
モーロクし行く先不明冬の蜂<伝統薬のチカラ 織田信長に徹底抗戦 石山本願寺・教如ゆかりの「和歌保命丸」>・2023/12/1 ・https://www.sankei.com/article/20231201-HLJBMBWDWJMVFGDRMIPPGYHQO4/ <冬の蜂:例句>砂山を崩してをりぬ冬の蜂 林... -
モーロク俳句:冬ぬくき
モーロクし冬ぬくきこと不安なりモーロクし最後の冬か暖かし <末候 橘始黄(たちばな はじめて きばむ)> <冬ぬくき:例句>そつとして置いてもらへば冬ぬくし 岩上とし子にんにくを薬の食や冬ぬくし 石川桂郎冬あたたか嬰が母の手を食べん... -
モーロク俳句:熱燗
熱燗やちびりちびりとモーロクす <グラデーション圧巻…ビッグイエロー見ごろ 青森の大イチョウ>・2023/11/23https://mainichi.jp/articles/20231122/k00/00m/010/419000c <熱燗:例句>ついて無い日の熱燗に舌噛まる 折原あきの熱燗や結論急ぐ男ども...