モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:蓼の花
モーロクしなまけごころに蓼の花 <蓼の花(たでのはな)初秋>【子季語】蓼の穂、穂蓼、蓼紅葉、ままこのしりぬぐい <蓼の花(たでのはな):例句>あかるさに太鼓打ちあふ蓼の花 田中裕明なぐさめの過ぎて泣かすや蓼の花 岩永のぶえふり止みて再び... -
モーロク俳句:蜩(ひぐらし)
蜩が鳴いてモーロクまた進む<サウナの汗流す日本一長い鍾乳洞 天然の水風呂でととのう 大分・豊後大野>・西日本の水・2024/8/16 ・https://www.sankei.com/article/20240816-NUP2GGL2PBJIFLEYR5UJWIKCWQ/ <蜩(ひぐらし)【秋―動物―初秋】・例句>か... -
モーロク俳句:残暑光
雲生まれ吾はモーロク残暑光<伝統芸能の知恵結集 「鬼滅」の世界を能楽で壮大に 大槻裕一「スケールの大きさ感じて」>・2024/8/15 ・https://www.sankei.com/article/20240815-Z357CFOPTBKYJOB3FD3UUUXAXM/ <残暑光:例句>大粒の蟻縦横に残暑光 ... -
モーロク俳句:猫じゃらし
猫じゃらしモーロクすれば風の中モーロクし風は友達猫じゃらし <狗尾草(えのころぐさ、ゑのころぐさ)三秋>【子季語】ねこじやらし、ゑのこ草、犬子草 <猫じゃらし:例句>ねこじやらしみんないつしよでなくていい 田畑幸子酒ノホカ喉ヲ通ラズねこじゃ... -
モーロク俳句:青瓢
モーロクし詮無きことを青瓢 <青瓢(あおふくべ、あをふくべ)初秋>【子季語】瓢、ひさご、瓢箪、青瓢箪、百生り、千生り <青瓢:例句>ふらふらとして怪我もなき青瓢 井上井月ピアノ連弾大小の瓢箪生る 林翔中年や風の瓢のごときもの ... -
モーロク俳句:藪蘭
モーロクし藪蘭ごとくひそやかに<家康の時代から駿府を見守る安倍川、清流にちなむ〝金な粉もち〟も地域のシンボル 静岡>・行ってみたい 水のある風景・2024/8/14https://www.sankei.com/article/20240813-AKVDIAZCPNLRRDR5R4V7D5HKQI/ <藪蘭:例句>... -
モーロク俳句:法師蝉
モーロクし悔し悔しと法師蝉 <法師蝉(ほうしぜみ、ほふしぜみ)初秋>【子季語】寒蝉、つくしこいし、つくつくし、つくつくぼうし、おしいつく <法師蝉:例句>いざ鎌倉と鳴き出して法師蝉 鷹羽狩行また別に坂が斜めに法師蝉 中村汀女まなぶたに... -
モーロク俳句:生身魂
モーロクしされど食欲生身魂モーロクしされど本気で生身魂 <生身魂(いきみたま) 初秋>お盆には、先祖の御霊を迎えるとともに、一家の長老を生きた御霊として祀る。今も蓮の葉にもち米飯を包み、刺し鯖を添えて贈ったり、物などを献じる。 <生身魂... -
モーロク俳句:盆の月
モーロクし明日はあるかと盆の月モーロクしガラクタ処分盆に入る <盆の月(ぼんのつき) 初秋>盂蘭盆会の月。陰暦七月十五日にあたる。残暑の厳しい頃の月である <盆の月:例句>寝ぬること惜しみごころに盆の月 滝川あい子盆の月仰げば何か通りけり... -
モーロク俳句:敗戦忌
敗戦忌また遠くなりモーロクす<レトロの美 :「広さ」感じる上部空間>・2024/8/11https://mainichi.jp/graphs/20240803/mpj/00m/040/234000f/20240803mpj00m040220000p <敗戦忌:例句>敗戦の日や箸箱に箸しまふ 鳥居真里子平成もはやひとむかし...