モーロク俳句– category –
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モーロク俳句:霜・霜の花
モーロクしまぶたの裏に霜の花 <霜(しも)三冬>【子季語】 霜解、霜晴、大霜、深霜、強霜、朝霜、霜の声、霜凪、霜雫、霜の花、霜日和、霜だたみ晴れた寒夜、空気中の水蒸気がそのまま冷え、屋外の物や地面にふれて、その表面についた氷。「万葉集」以... -
モーロク俳句:笹鳴(ささなき)
モーロクし意地を張らずに笹鳴けり <笹鳴(ささなき)三冬>【子季語】 小鳴、笹子、笹子鳴く、鶯の子鳴く鶯は冬になると餌を求め、山を下り人里で暮らす。鳴き声の美しい鶯も冬にはチャッ、チャッ、という地鳴きしかできない。幼鳥に限らず、冬の鶯の鳴... -
モーロク俳句:十二月
モーロクし鬼のカクラン十二月モーロクし寂しさあとひく十二月モーロクし口数少し十二月極月にたましひ捨ててモーロクすモーロクしモーロクの夢十二月モーロクし赤羽で飲む十二月モーロクしこんがらがって十二月 <亀屋光洋(かめやこうよう)【山茶花(さ...