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徒然俳句:椿(つばき)

認知症世間を忘れ椿咲く
生と死と椿は咲いて地に落ちる

 
<「椿」は春を代表する花木であり、以下のように様々な関連季語がある。>
[花色] 白椿、紅椿、赤椿
[咲き方] 一重椿、八重椿
[種類] 山椿、藪椿、乙女椿
[その他] 落椿、散椿

<椿(つばき)【春―植物―三春】・例句>
紅椿一方ばかり咲かせをり     大山里
黒潮の洗ふ岬の紅椿        原桂子
世に長居したる椿の重ね落つ    森岡正作
つかの間のうぬぼれ椿は血を流す  柴田朱美
永眠の髪をなでをり白椿      鈴木礼子
在りし日の医院の跡の薮椿     池田光子
 
* 椿と日本文化(澤田 洋子 (著))
身近で有用な植物として親しまれながらも、一方で忌避や畏怖されるなど、多様な側面を持つ、日本原産の植物・椿。
本書は、日本文化の中で、椿が、どのような役割を担ってきたか、どのような見方をされてきたかを検討し、日本文化の中での椿の位置づけを明らかにする。
第一部「椿と文化」では、椿の家紋や江戸時代の椿ブーム、茶花における椿の使われ方の変化を明らかにし、第二部「椿と信仰」には、ツバキと名の付く全国の神社43社のフィールドワークなど、椿の信仰面に関する論考を収める。

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