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モーロク俳句:十二月

モーロクしぢっと手を見る十二月
影がたつモーロク進み十二月
極月の公園ひと日にモーロクす
ねばならぬモーロク進む十二月
冬月やモーロクすれど心澄む
十二月モーロク進むスズメバチ
モーロクしされど骨酒十二月
モーロクし猫背がすすむ十二月
モーロクし加速時間の十二月
モーロクしモノトーンかな十二月
モーロクし鼻くそほじる十二月

<十二月:例句>
包むもの選ばぬ風呂敷十二月   鷹羽狩行
地底より三角に出て十二月    能勢京子
生き死は別からからの十二月   渡辺よし生
わはははと空が笑ふよ十二月   山岸みずき
十二月八日またたき点る蛍光灯  内田美紗
老いというものには勝てず十二月 保坂加津夫

<雪灯りと囲炉裏が迎える冬の湯西川温泉。かまくら祭と日光の冬景色をめぐる旅へ>・2025/11/30・https://finders.me/kqFQxAhwnFQfXMezVQ

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