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徒然俳句:力草

雑草という草はなし力草
 
<雄ひじは(おひじは/をひじは) 三秋>
【子季語】相撲草/相撲取草/力草/角力草/雄日芝
イネ科の多年草。日本各地の道端、荒地畑の周りなどに自生する。時にはアスファルトを割って生えることもある。和名は雄日芝、別名チカラグサ、日芝は日なたに出る芝の意味。ヒメシバにくらべ強く茎は扁平。八月から十月頃三本から六本の緑色の穂を放射状に出す。(「きごさい歳時記」)

<力草:例句>
力草抜きて虚空の残りけり    稲畑汀子
ボディービルの元祖の仁王力草  松崎鉄之介
句敵に加減もあらぬ相撲草    山田夏子
踏み込まぬ人の掟や相撲草    小宮山勇
相撲草相撲取らずに枯れてをり  市川伊團次

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