
野茨へ我はモーロク漂流す
<茨の花(いばらのはな) 初夏>
【子季語】花茨、野薔薇、茨、うばら、野茨
野ばらの花のこと。初夏、香りのある白い五弁の小花を多数咲かせる。同じバラ科でも、華やかな薔薇とちがい、清楚で新鮮な野趣がある。
<野茨:例句>
野茨や男ばかりがたむろして 坪内稔典
野茨の花の香に迷ひたるかな 稲畑廣太郎
野茨に辣をもらひてしまひたり 島田和子
疲れたと言うな野茨の芽が赤い 松山律子
野茨の芽が棘のそば棘のそば 辻恵美子
<都電荒川線に山吹色の特別車両、水戸岡鋭治さんデザイン 26年春に>・2025/5/20 ・https://mainichi.jp/graphs/20250520/mpj/00m/040/054000f/20250520k0000m040100000p
<「癒やしを旅して」 秋扇湖の水没林、新緑求めて 秋田・仙北市>・2025/5/23
https://mainichi.jp/graphs/20250522/mpj/00m/040/149000f/20250522mpj00m040140000p