末枯れやいずれあの世の道を行く
末枯れてバス停一人影を踏む
<末枯(うらがれ)晩秋・【子季語】末枯る、草枯に花残る>
<末枯(うらがれ)・例句>
ひとり身やどの道行くも末枯れて 菖蒲あや
ふるさとに近づく心末枯るゝ 高野素十
使はざる指よりしびれ末枯れぬ 朝倉和江
城壁の石に育ちて末枯るゝ 稲畑汀子
壷に挿す末枯どきのものばかり 奥田智久
<絶景の紅葉をスニーカーで!愛知・鳳来寺山【見頃| 11月中旬〜12月上旬】>
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* 句集 夜須礼 角川俳句叢書 日本の俳人100 (井上 弘美 (著))
〈夜須礼の鬼に会ひたきむらさき野〉夜須礼(やすらゐ)とは京都三大奇祭の一つで「安良居」とも書く。京都の歳事を中心に日本各地の四季折々を丁寧に切り取る。