モーロクし柔和な顔に木の芽時
<木の芽時(このめどき) 三春>
【子季語】木の芽雨/木の芽晴/木の芽風/木の芽山/芽立前/木の芽冷え/芽立時
春になり、さまざまな木が芽吹く頃のこと。
<木の芽時:例句>
点描の空張りつめて木の芽時 小澤克己
木の芽時歩けと杖を贈らるる 能村登四郎
友も老い独り留守居の木の芽どき 久保田一豊
しがらみも縁のひとつ木の芽時 德田千鶴子
木の芽時キリンのまつげ濡れてゐる 村田あを衣
<秋吉台山焼き>・ 2024年2月18日(日)
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