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モーロク俳句:枇杷の花(びわのはな)

モーロクし沈黙守る枇杷の花

<良い年願い、しめ縄制作 茨城・常陸太田 全国から注文、急ピッチ>11月2日
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16988378823275

<枇杷の花(びわのはな)【冬―植物―初冬】・例句>
枇杷の花はじめに光届きけり     岡田耕治
肝心なことは言へずに枇杷の花    干野風来子
海近き里に住みふり枇杷の花     堺谷真人
特急の過るひととき枇杷の花     中村國司
木漏れ日の一条なれや枇杷の花    大津留直
枇杷咲いていよよかぼそき母の声   金子敦

* 列(中村 文則 (著))
「君だって、列に並びたいから、並んでたんだろ?」
ある動物の研究者である「私」はいつのまにか「列」に並んでいた――。
先が見えず、最後尾も見えない。だれもが互いを疑い、時に軽蔑し、羨んでいる。
この現実に生きる私達に救いは訪れるのだろうか。
「あらゆるところに、ただ列が溢れているだけだ。何かの競争や比較から離れれば、今度はゆとりや心の平安の、競争や比較が始まることになる。私達はそうやって、互いを常に苦しめ続ける」(本文より)
 
<哲学者が驚愕した中村文則の最新作――ねじれた正義と悪意の正体・書評 中村文則『列』>・2023.10.17・稲垣 諭哲学者・https://gendai.media/articles/-/117768

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