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徒然俳句:花野

開演のブザー花野に誰が押す
一生の嘘を埋めて花野かな
花野ゆくその先何かおそろしき
友情は壊れやすくて花野径
さりげなくたださりげなく花野道

 
<花野(はなの)三秋>
【子季語】花野原、花野道、花野風
萩、薄、桔梗、吾亦紅、釣舟草など秋の草花が咲き乱れる野原のこと。春の華やぐ野とは違い、秋風に吹かれる花々には哀れをさそう趣がある。(「きごさい歳時記」)

<花野:例句>
ばらばらにゐてみんなゐる大花野 中西夕紀
乙女座の男集まれ花野の天     原子公平
みづうみの水のつめたき花野かな  日野草城
大花野お尋ね者の潜むなり     三沢浩二
ぼろぼろな花野に雨の降りつづけ  草間時彦
爪先から淋しくなりぬ大花野    山岸由佳
 
<藤原宮跡の秋の風物詩!一面に広がる300万本のコスモス【秋の花2023|藤原宮跡|橿原市】>・https://par-ple.jp/pages/article_detail.php?report_no=8620&app_no=39&tab_no=0
<15種類、約15万本ものコスモスが咲き乱れる「コスモス寺」【秋の花2023|般若寺|奈良市】>・https://par-ple.jp/pages/article_detail.php?report_no=8619&app_no=39&tab_no=0

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