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モーロク俳句:黄落

黄落の真只中でモーロクす
黄落や音無き音にモーロクす
モーロクし孤独嵩増し黄落期

 
<黄落(こうらく/くわうらく) 晩秋>
【子季語】黄落期
広葉樹が黄色く色づいて落ちることをいう。欅やくぬぎ、ぶな、銀杏など、日を浴びながら落ちるさまは美しい(きごさい歳時記)

<黄落:例句>
一樹のみ黄落できず苦しめり   穴井 太
黄落やジーンズ家族に空の青   藤田直子
黄落の我に減塩醤油かな     波多野爽波
黄落や或る悲しみの受話器置く  平畑静塔
邂逅はまたの別れや黄落期     永富朝子

<「美しいという言葉しか出ない」 赤く燃える晩秋 青森・蔦沼の紅葉>・10月27日
https://www.asahi.com/articles/ASRBW65CHRBVUQIP01D.html
 
<【2023年版】今こそ行きたい! 日本の秋の絶景・~中国篇~>
https://crea.bunshun.jp/articles/-/44838

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