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モーロク俳句:木の実

木の実降る降る降る吾はモーロクす
モーロクし結び目ほどき木の実落つ
モーロクし木の実を踏めばよろめきて
モーロクし落ちるしかなく木の実かな
モーロクし終止符近く木の実落つ

 
<木の実(このみ)晩秋>
【子季語】木の実落つ、木の実降る、木の実の雨、木の実時雨、木の実独楽、木の実時

<木の実:例句>
掌の中に持ちゆく気なき木の実かな  北野平八
木の実落ち幽かに沼の笑ひけり    大串 章
よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生
木の実独楽ひとつおろかに背が高き  橋本多佳子
風音を先立て木の実しぐれかな    稲畑汀子
かぞえきれない木の実熟れるよ言の葉よ  池田澄子

<木の実:例句>
掌の中に持ちゆく気なき木の実かな  北野平八
木の実落ち幽かに沼の笑ひけり    大串 章
よろこべばしきりに落つる木の実かな 富安風生
木の実独楽ひとつおろかに背が高き  橋本多佳子
風音を先立て木の実しぐれかな   稲畑汀子
かぞえきれない木の実熟れるよ言の葉よ  池田澄子
 
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