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モーロク俳句:紫苑

モーロクし生きて紫苑の風の中
モーロクし引きこもる窓紫苑かな

 
<紫苑:仲秋>
・キク科の多年草。茎はまっすぐで人の背丈ほどにもなる。菊のような紫色の花弁が印象的。匂いは薄く、あまりいい匂いではない。
・花言葉「追憶」「君を忘れない」「星」など。
・別名「しおに」「鬼の醜草」

<紫苑:例句>
いちめんの紫苑やあわき握手して   澁谷道
この雨や紫苑の秋となりし雨    加藤楸邨
山晴れが紫苑切るにもひびくほど  細見綾子
晴れ渡る天に紫苑の色を置く    稲畑汀子
紫苑とは紫そつけなかりけり    後藤夜半

<司馬遼太郎生誕100年 作品にみる横浜⑤『胡蝶の夢』 「語学の天才」司馬凌海>・2023/9/7・https://www.sankei.com/article/20230907-KBTDIL4RHROQZEMXUP2JET55P4/

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