
モーロクすされどたっぷり菜飯盛る
<菜飯(なめし) 三春>
青菜(小松菜京菜蕪菜など)を刻んで炊きたてのご飯に混ぜたもの。米に酒や昆布を加えて炊いたり、菜を炒めたり、ゴマなどを用いたりもする。いずれにしても春の緑を愛でる喜びを馳走とする。目川(滋賀県)の菜飯田楽は古くから知られており、当時の茶屋の賑わいぶりが蜀山人の「改元紀行」に記されている。
<菜飯:例句>
菜飯食ぶ齢になづむ語らひに 出口貴美子
段取りは米とぎながら花菜飯 篠田純子
輝ける一日生きて菜飯かな 丸山敏幸
おかはりを友につられて菜飯かな 菊池育子
きしめんに菜飯の付きし昼の膳 赤座典子