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徒然俳句:炬燵(こたつ)

血圧を測り薬を炬燵かな
もろもろが炬燵中心生活す

<炬燵(こたつ)【冬―生活―三冬】・例句>
庭石の苔を見に出る炬燵かな    室生犀星
世の中の炬燵の中という処     池田澄子
湯呑ふたつ眼鏡のふたつ置炬燵   芝宮須磨子
そもそもは四面楚歌なる掘炬燵   石山正子
耳掃除せがまれている炬燵端    瀬口ゆみ子
原発のニュースまた聞く置炬燵   大野芳久
小説の中のをんなを追ふ炬燵    木暮陶句郎

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