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モーロク俳句:木の葉散る

モーロクしいのち減るよう木の葉散る
 
<木の葉(このは)三冬>
【子季語】木の葉散る、木の葉の雨、木の葉の時雨、木の葉焼く
地面に落ちてしまった葉、あるいは梢にわずかに残っている枯葉をいう。木の葉が散るさまやその音には哀愁が漂う。

<木の葉散る・例句>
木の葉散る影を障子にとろろ蕎麦 橘澄男
老犬の眠りひたすら降る木の葉  花岡豊香
木の葉散る滞空時間空澄めり   鹿志村正子
考える人の背中に木の葉降る   芝尚子
木の葉降る命終といふ安けさも  田中藤穂

<古民家カフェの窓辺から・舟運と醸造で栄えた水郷:築170年の商店建築でこの土地自慢のスイーツを「VMGカフェ」(千葉・香取市)>・川口 葉子・ https://www.nippon.com/ja/japan-topics/b11708/

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