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徒然俳句:山薊(やまあざみ)・鬼薊

その棘で何を守るか鬼薊
 
< 山薊(やまあざみ) 仲秋>
【子季語】大薊/鬼薊/秋薊/真薊
西日本、四国、九州の山野に生える多年草。高さは二メートルにもなる。太い角ばった茎は直立し二十センチから三十センチの棘の多い葉をびっしりとつける。八月から十月茎に直接花をつける。頭花は小形の穂状でアザミに似る。

<鬼薊:例句>
鬼薊遠流絵島の見たるもの    田上石情
炎天の室戸怒濤の鬼薊      橋本夢道
八雲立つ風土記の丘の鬼あざみ  渋谷一重
鬼あざみ鬼でありたき日もありて 吉田多美
鬼薊ガレ場に足を取られけり   坂口直子

<催し多彩に、秋のバラまつり 村山・東沢公園、12日から>・2025/09/07
https://news.jp/i/1337274666730045979

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