
モーロクし面子をかけて鰯焼く
<鰯(いわし)三秋>
【子季語】弱魚、真鰯、鰯売、鰯干す
暖流に乗って大群で近海に押し寄せるため、海の色が変ることもある。漁獲量が多く値も安い。背は濃藍色で腹は銀白色。体に七つ星の黒点がある。秋が旬で鱠や塩焼で食す
<鰯:例句>
一合を愉しむ潤目鰯かな 山崎ひさを
口の中汚れきつたり鰯喰ふ 草間時彦
はらわたをまっくらにして鰯食ふ 吉弘恭子
焼き立ての鰯が盛られディナー皿 龍神悠紀子
血を流す鰯の頭不面目 富沢敏子
<明治の芝居小屋で男たちが魅せるレビュー=高橋宗男>
「明治の芝居小屋」と呼ばれる劇場の桟敷席が暗闇に包まれ、開演ブザーが鳴り響く。歌あり、踊りあり、寸劇あり。華やか、かつあでやかなショーが始まる。世界に類を見ない、男性主体のレビュー公演「ファビュラス・レビュー・ボーイズ」である。 2025/9/2・https://mainichi.jp/articles/20250901/k00/00m/040/009000c