
黒き実で少子化制す藪茗荷
少子化の時代を制す藪茗荷
藪茗荷白き花から黒き実に
<花茗荷、藪茗荷の花。ショウガ科の多年草。季語 仲夏。>
食用の茗荷の子に出る花とは違う。藪茗荷は秋。
<藪茗荷:例句>
母と子の渇に水噴け藪茗荷 北原白秋
藪茗荷白々とはや実をかかげ 山西雅子
藪茗荷秘すれば花のこぼれつぐ 手塚美佐
北鎌倉始めての路藪めうが 高澤良一
鉄舟の墓後ろより藪茗荷 小坂順子
<護摩 火炎で煩悩焼き尽くす 堂内に響く修験者の経 奈良吉野・金峯山寺>
立ち上がる炎に供物や木を投じ祈願する儀式がある。仏教の密教系宗派や修験道の秘法とされる護摩だ。その炎は煩悩を焼き尽くし心身を浄化する。修験道の道場、奈良県吉野町の金峯山寺(きんぷせんじ)では毎日正午に行われ、真夏でも護摩の熱気の中で僧侶(修験者)が祈り続けている。2025/8/16・https://www.sankei.com/article/20250816-XHB2T3HPVJKXJA7XK4YOS4WCM4/