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唇にピアスの光半夏生
<半夏生とは>
「はんげしょう」日本独自の 暦の雑節の一つ。七十二候の「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日。毎年7月2日頃となる。もともと夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日。半夏生の時期には天から毒が降るとされていてこの期間までに田植えを終わらせておく必要があった。秋の収穫に影響が出るため田植えを終える目安とされていた。七十二候の一つでもあり雑節の一つでもある
<半夏生:例句>
半夏生ゆらり風立ち玉三郎 三神あすか
半夏生魚焼く煙たちこめぬ 谷野由紀子
家々に焼き鯖匂ふ半夏生 広場伝
まんばうのかたちをおもふ半夏生 内田美紗
馬鹿げたる話となるや半夏生 金子里美
7月は和風月名で「文月(ふみづき)」と呼ばれます。「文月」の由来には諸説あり、その中でも七夕に書物を風に晒す風習を意味する「文披月(ふみひろげづき)」からきた説、稲穂が実る頃という意味の「穂含月(ほふみづき)」が転じた説などがよく知られています。
7月には「水無月」のほかにも以下のような呼び方があります。
女郎花月(おみなえしづき)・親月(しんげつ)・七夕月(たなばたづき)・七夜月(ななよづき)・愛逢月(めであいづき)・桐月(とうげつ)・蘭月(らんげつ)・涼月(りょうげつ)・秋初月(あきはづき)・初秋(はつあき)