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徒然俳句:花蜜柑

花の香が夜風にふっと花蜜柑
ひとかけら蜜柑の花も星死せる

<蜜柑の花(みかんのはな)【夏―植物―初夏】・例句>
雨のあとすぐに蜂来る花蜜柑   田中嘉代子
花みかん駅は匂ひのど真ん中   大井邦子
夕ぐれの香りあつめて花蜜柑   中尾杏子
潮風のまどろむあたり花蜜柑   佐藤なか
路地の闇豊かに匂ふ花蜜柑     塩千恵子
海鳴りの遥かに聞こゆ花蜜柑   菊地光子

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