
モーロクし怯えておりぬ鎮花祭
<鎮花祭(はなしずめまつり/はなしづめまつり) 晩春>
【子季語】はなしずめ
四月十八日、奈良県桜井市の大神神社と摂社の狭井神社で行われる祭礼。桜の花の散る頃、疫病神が起こす流行病を鎮める祭である。七百一年「大宝令」に国家の行事として定められて以来、千三百年間にわたり、古儀にのっとり国民の無病息災を祈願する。
<鎮花祭:例句>
花祭そして虚子忌の缶コーヒー 池田澄子
花鎮め祭の雨の花に降る 高野素十
花鎮め豆ふつくらと煮上がりて 山尾滋子
ぬかるみを子鬼が跳んで鎮花祭 永方裕子
一本の汀の残花鎮花祭 下村梅子
<「「流氷の天使」クリオネ 驚異の生態>・海遊館ダイアリー・2025/4/12
https://www.sankei.com/article/20250412-KO5O6ZG4RNL6TK2DHGNYXEPM6Y/
<【山形県 ~春の絶景・風物詩10選~】春だけ出現する、“水没林”の短命な美しさは必見/2025年版>・https://crea.bunshun.jp/articles/-/52979