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モーロク俳句:余寒

モーロクし下着重ね着余寒かな
 
<余寒(よかん) 初春>
【子季語】残る寒さ
寒が明けてからもなお残る寒さ。春の兆しはそれとなくあるものの、まだまだ寒さは続く。立秋以後の暑さを「残暑」というが、それに対応する季語である。

<余寒:例句>
ピアニシモ無視して進む余寒かな  山中宏
余寒まだ都心の人の背を丸め    稲畑廣太郎
やじろべえびびびべべべと余寒かな 三神あすか
ねぎらひの余寒の酒となりにけり  大泉伸
大切な一言いえず余寒なお     福島松子

<春待ち膨らむつぼみ、寒波の影響で開花に遅れも 大阪市立長居植物園のウメ>・2025/2/26 ・https://www.sankei.com/article/20250226-BQYMCHXG7FM25LKNRCOWPLNSD4/

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