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モーロク俳句:春の塵

春の塵モーロクすれば曇ってる
 
<春塵(しゅんじん)三春>
【子季語】春の塵、春埃、黄塵、砂あらし
春風に舞い立つ塵をいう。雪や霜が解けたころ、早春の大地は一転して乾燥する。そこに強い風が吹くと塵や埃が舞い立つ。視界をさえぎるほど舞い上がることもある。

<春塵(しゅんじん):例句>
縦のもの横に机上の春の塵    稲畑汀子
地球儀の北極圏に春の塵     渡辺よし生
目くじらを立ててどうする春の塵 山田六甲
忘れもの戻るすがらの春の塵   葉月ひさ子
人さしの指でたしかめ春の塵   渡辺真奈美

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