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はこべらを見習えモーロク強かに
<神秘的な雰囲気がただよう奥大和で、世界文化遺産に登録された“山岳信仰”の聖地をたどる旅へ【ディープな奈良の魅力に浸る】>・平野美紀子
https://crea.bunshun.jp/articles/-/52408
<繁縷(はこべ、はこべら):例句>
石垣にはこべの花や橋普請 永井荷風
はこべらや焦土の色の雀ども 石田波郷
はこべらや犬も来てゐる草野球 村山故郷
道の辺を一人占めなるはこべかな 堀江久子
はこべらを褥としたり猫眠る 谷村幸子
* 木久扇の昭和芸能史(林家 木久扇 (著), 林家 たけ平 (著))
木久扇師匠は御年87歳、落語界の重鎮である。人気番組『笑点』の初期からのレギュラーで、今年2024年3月、55年続けた大喜利回答者を降りることにした。本書はこれを機に師匠が見てきた昭和の芸人たちの思い出を、芸能通の林家たけ平氏が長時間インタビューしたものである。東京育ちの生い立ちや芸人人生を縦軸に、氏に大きな影響を与え、印象に残っている落語家、コメディアン、俳優などの人となり、芸風など、エピソード中心に語ってもらい昭和芸能史と呼ぶにふさわしい回想記となっている。