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モーロク俳句:月冴ゆる

モーロクし地獄絵恐し月冴ゆる
 
<冴ゆ(さゆ)三冬>
【子季語】冴る夜、冴る月、冴える星、冴る風、声冴る、影冴ゆ
寒さが厳しく、あらゆるものに透き通ったような、凜とした、冷たさを感じること 。

<冴る月:例句>
月冴えて宛名不明の体かな    津田このみ
月冴えて波のおもての翁面    小形さとる
月冴えて記憶の朝を近づけし   稲畑汀子
月冴ゆる男の意地の愚かなり   前原勝郎
今日の日を惜しむ夕ベの月冴えぬ 村越化石

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