宅急便愛想がよくて初御空
初空や地蔵通りの赤パンツ
<初空(はつぞら) 新年>
【子季語】初御空
元日の朝の空をいう。新年の初々しい心で見あげる空は、清らかにして荘厳。元日の晴れ渡った空は瑞兆として、雨や雪も豊穣の瑞兆として、それぞれに喜ばれた。
<初御空:例句>
初空を飛びて仕事の待つ街へ 稲畑汀子
初空や皇宮警察詰所前 吉岡久江
垂直な眠りより覚め初御空 能村研三
初空の雲なく心澄み渡る 長沢よしや
起きぬけの白湯の一杯初御空 藤田素子
<小寒(しょうかん),旧暦=12月 節>
小寒寒さが本格的になる時期を迎える。寒の入り。
2025/01/05:初候 芹乃栄(せり すなわち さかう)
2025/01/10:次候 水泉動(すいせん うごく)
2025/01/15:末候 雉始雊(きじ はじめて なく)