2025年– date –
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徒然俳句:春爛漫
春爛漫桜連翹雪柳<斜面が黄色に染まる「高場山」>https://oita.keizai.biz/photoflash/3624/ <連翹:例句>連翹の一枝円を描きたり 高浜虚子連翹や真間の里びと垣を結はず 水原秋櫻子連翹や雨の堅田の蓮如みち 星野麥丘人連翹に挨拶ほ... -
たべもの俳句:ほたるいか
ほたるいかアボカドプラス酢みそあえ <蛍烏賊(ほたるいか) 晩春>【子季語】まついか/こいか体長六~七センチ以下の小さな烏賊で、腹や頭部、腕の先などに発光器を持つ。産卵期には特に美しく発光する。群をなした蛍烏賊の発光した様は幻想的で美しい... -
モーロク俳句:弥生
弥生かなモーロクすれど企てを残酷な四月となりてモーロクす <弥生(やよい) 晩春>【子季語】花見月/桜月/花咲月/春惜月/夢見月/姑洗 <弥生(やよい):例句>巻貝の砂捻り出す弥生かな 山田六甲ひたひたのにごり酒なる弥生かな 桑垣信子象の... -
徒然俳句:おぼろ
感情がおぼろおぼろにおぼろかな <朧(おぼろ)三春>【子季語】草朧、岩朧、谷朧、灯朧、鐘朧、朧影、朧めく春、は空気中に水蒸気が多いので、像がぼんやりと潤んで見える。その現象を昼は霞といい夜は朧という。(「きごさい歳時記」) <朧(おぼろ)... -
たべもの俳句:海雲(もずく/もづく)
しょうが酢でもずくとかにかま和え物に <海雲(もずく/もづく) 三春>【子季語】水雲/海蘊/もぞく/もぞこ/もくず/ものはな/くさもづくふともづく/海雲汁/海雲採/海雲桶 * 有元葉子 のり、わかめ、ひじき、昆布、もずく(有元葉子 (著))のり、わかめ... -
モーロク俳句:春夕焼け
モーロクし死んで当然春夕焼け春夕焼モーロク男干物焼くモーロクし明日へと望み春夕焼<都心を追われた路面電車 都電銀座線>・アーカイブ「探訪」・2025/3/29https://www.sankei.com/article/20250329-KF5HEWNICJPNTBI6BZ2UZLD5RY/ <春夕焼け:例句>め... -
徒然俳句:春雷
春雷や地蔵通りに人消える<るるパークで「ネモフィラブルーフェスタ」始まる 淡い青色70万本、来場者を楽しませる>・2025/03/26・https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2025/03/26/JDC2025032400121 <春雷:例句>春雷や港のクレーン忙しなく ... -
たべもの俳句:ナポリタン
春うらら昭和レトロのナポリタン春うらら電子レンジでナポリタン<ナポリタンのおすすめレシピ - みんなのきょうの料理>https://www.kyounoryouri.jp/category/s1369 * ナポリタンの不思議 (マイナビ新書・田中健介 (著))庶民的な洋食として、多くの人... -
モーロク俳句:春嵐
モーロクの我をいたぶる春嵐<寝台列車「カシオペア」、6月完全引退…車両老朽化・機関車減少で長い旅路に幕>・2025/03/29・https://www.yomiuri.co.jp/national/20250328-OYT1T50271/ <春嵐:例句>満月の二時間あとの春嵐 植松美根子窓打ちて夜... -
徒然俳句:霾(つちふる)・霾ぐもり
上野見る西郷像は霾ぐもり <霾(つちふる)三春>【子季語】黄沙、黄塵万丈、霾、蒙古風、霾天、霾風、つちかぜ、霾晦、つちぐもり、よなぼこり、胡沙来る、胡沙荒る春、空から砂塵が降ること。中国大陸の黄河流域の砂や土が春風に舞い上がり、海を越え...