2025年11月17日– date –
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徒然俳句:冬の山
冬の山眠らせてゐる秩父かな冬の山怖れあこがれ遠く見る <冬の山(ふゆのやま)【冬―地理―三冬】・例句>冬山となるべく黒きシルエット 武井玲子伐採の肌あらはの冬の山 植竹美代子冬の山刃物を研ぐに胡坐よし 広渡敬雄つつ抜けの... -
たべもの俳句:ししゃも
病みつきにししゃものみりん醤油焼き <柳葉魚(ししゃも) 初冬>キュウリウオ科の魚。全長十五センチメートルほどになる。秋から冬にかけて産卵のため川を遡る。北海道産が有名。シシャモは、アイヌ語の「柳の葉の形をした魚」が語源といわれている。 ... -
モーロク俳句:煮凝
煮凝を喉に詰まらせモーロクし <煮凝(にこごり)三冬>【子季語】煮凍、凝鮒 <末候 金盞香・きんせんかさく> <煮凝:例句>煮凝の舌のあしらふ鱗かな 庄野千寿中年のただならぬ身や煮凝れる 藤村真理仄聞は財ともならず煮凝れり 大...
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