2025年10月26日– date –
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徒然俳句:稲妻
稲妻や絶体絶命壊れけり稲妻や絶体絶命新聞社 <稲妻:例句>稲妻や逢ひにゆかねばならぬ理由 吉弘恭子稲妻の海切り裂いてたちあがる 鎌倉喜久恵稲妻に壜の蝮の立ち泳ぐ 竹中龍青稲妻に刺されてゐたる思案かな 鳴海清美音もなき稲... -
たべもの俳句:柚白菜
柚白菜箸が止まらぬ柚香る <柚:例句>歯痛に柚子当てて長征の夜と言いたし 原子公平空に柚子照りて子と待つ日曜日 櫛原希伊子銀河系柚子にはもはやもどれまい 糸 大八柚子ふたつもらひ両の手よろこべり 杉浦典子柚子しぼる力加減であり... -
モーロク俳句:漸寒(ややさむ)・やや寒し
モーロクし鈍感なれどややさむし <漸寒(ややさむ) 晩秋>【子季語】やや寒し、ようよう寒し、ようやく寒し【関連季語】そぞろ寒、肌寒、朝寒、夜寒、秋寒、露寒、うそ寒晩秋の寒さのこと。冬になっての本格的な寒さとは別である。
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