2025年9月11日– date –
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徒然俳句:山薊(やまあざみ)・鬼薊
その棘で何を守るか鬼薊 < 山薊(やまあざみ) 仲秋>【子季語】大薊/鬼薊/秋薊/真薊西日本、四国、九州の山野に生える多年草。高さは二メートルにもなる。太い角ばった茎は直立し二十センチから三十センチの棘の多い葉をびっしりとつける。八月から十月... -
たべもの俳句:葡萄(ぶどう)
葡萄狩り幸広がりし幾粒を皮ごとに食べる葡萄の至福かな <葡萄(ぶどう)【秋―植物―仲秋】・例句>黒きまで紫深き葡萄かな 正岡子規マスカツト剪るや光りの房減らし 大野林火いのち惜しむごと葡萄食む一粒づつ 梅村すみを手にのせて充実の... -
モーロク俳句:霧
霧湧きて浄土を想うモーロクし霧の中モーロクしつつ消え惑ふ <霧(きり)三秋>【子季語】朝霧、夕霧、夜霧、山霧、野霧、狭霧、霧の帳、霧襖、霧の籬、霧の海、霧の雫、霧雨、霧時雨秋、細かな水の粒子が白い煙のように立ち込める現象。同じ現象は秋ば...
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