2025年3月10日– date –
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徒然俳句:春の蝶
春の蝶世間の汚れまだ知らず <蝶:例句>蝶生れて空の重さに低くとぶ 保坂加津夫満ち満ちよ黙し乱れる蝶のごと 田中空音蝶々のてふ・てふ・てふと窓の幸 池田澄子闇夜より蝶降りてくる朝礼台 あざ蓉子雨晴れて庭に影おく蝶々かな 水田清 -
たべもの俳句:春キャベツ
春キャベツたっぷりだしでサッと煮る <春キャベツ(はるきやべつ)【春―植物―仲春】・例句>かかなべてキヤベツ玉巻く春は老ゆ 石塚友二口にかさばる工場食の春キャベツ 草間時彦春昼やキャベツ一枚づつ剥がし 鈴木真砂女葉脈に... -
モーロク俳句:たんぽぽ
たんぽぽやモーロク進みぱぴぷぺぽモーロクし弾圧されるたんぽぽにたんぽぽを数えモーロクなにもない <たんぽぽ:例句>たんぽぽの緊張を吹き崩したり 田尻勝子たんぽぽや犬が掃除の邪魔をする 秋千晴たんぽぽの兄弟今日もアフロヘア 佐々木紗...
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