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徒然俳句:茶の花

茶の花の白まぶしけり日差しあり
 
<白く可憐な茶の花>
もうひとつ大事なツバキ科の花があります。茶の花です。ちょうど今頃、ほのかに香る清楚な白い花をつけます。小ぶりな五弁の花びらに大きな黄色の蕊(しべ)が特徴で、石鹸のような清らかな芳香がある虫媒花です。

<茶の花(ちゃのはな)【冬―植物―初冬】・例句>
茶の花のとぼしきままに愛でにけり  松本たかし
茶の花や喪服のにほひとも違ふ    中原道夫
茶の花のほとりを急ぐ水のあり    阿部ひろし
茶の花やまた鎌倉に来てゐたる    平田紀美子
茶の花に約束のごと雨来る      稲岡長
いつ来ても茶の花畑に人見えず    嶋田一歩

<第9回「茶の花に恋して / 建仁寺の茶の垣根」>・ 花をえがく 日本画家 定家亜由子の京の花便り ・https://www.kyoto-tokutoseki.jp/feature/hanadayori/2022/11/25/2946/
 
<雲海が包み込み「天空の城」となった備中松山城をドローンで撮影>・11月9日・https://www.asahi.com/articles/ASSC83F8DSC8DIFI00RM.html

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