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モーロク俳句:芋虫

モーロクし存在軽き芋虫や
 
<芋虫(いもむし) 初秋>
【子季語】とこよむし/柚子坊
蝶や蛾の幼虫であるが毛虫と違って毛がない虫の総称である。芋の葉を食べる種類は雀蛾の幼虫で、体長が八十ミリほど。そのほかに柑橘類の葉を食べる揚羽蝶の幼虫もいて、こちらの体長は五十ミリほどである。

<芋虫:例句>
芋虫の喰ひたるあとの匂ひをり  山本英津子
芋虫は肥満児ばかり日本晴れ   小枝恵美子
煩悩に生く芋虫の楕円形     鈴鹿仁
芋虫に死に真似されて絶不調   折原あきの
芋虫を怖がつてをり触れたくて  稲畑汀子
芋虫に思考の皺のありにけり   青山茂根

<熊本「奥阿蘇の宿やまなみ」を中心にめぐる、ひとりにやさしい温泉旅。・カルデラが生んだとろとろの秘湯へ>・https://crea.bunshun.jp/articles/-/50238
 
<レトロの美:旧野毛山配水池 横浜市西区 地下宮殿のよう>・2024/9/8
https://mainichi.jp/graphs/20240903/mpj/00m/040/138000f/20240903mpj00m040123000p

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