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徒然俳句:鬼薊

人の世の心に潜む鬼薊
なぜ鬼と鬼にあらざる鬼あざみ

 
<山薊(やまあざみ) 仲秋>
【子季語】大薊/鬼薊/秋薊/真薊
西日本、四国、九州の山野に生える多年草。高さは二メートルにもなる。太い角ばった茎は直立し二十センチから三十センチの棘の多い葉をびっしりとつける。八月から十月茎に直接花をつける。頭花は小形の穂状でアザミに似る。

<鬼薊:例句>
温泉山路のおほつゆたるる鬼薊  飯田蛇笏
ながらへて見てきし地獄鬼薊   石橋哲
炎天の室戸怒濤の鬼薊      橋本夢道
刺あるも好きで剪りきし鬼薊   岡山あや子
草千里果てまで行かず鬼薊    長田等

<秋の虫の声 聞き分けられますか?>
https://weathernews.jp/s/topics/202409/050145/
 
<日本一の産地でブドウ狩り最盛期 猛暑や雨の影響も>・2024/9/8
https://mainichi.jp/graphs/20240908/mpj/00m/040/072000f/20240908mpj00m040060000p

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