MENU

徒然俳句:白粉花(おしろいばな)・夕化粧

おしろいや見習うべきか子沢山
夕方が逢魔の時か夕化粧
白粉花闇の匂ひのこぼれけり

 
<【白粉花(オシロイバナ)】別名「飯炊き花」。英語名は「フォー・オクロック」。夕方になると花開く〈身のまわりの植物マメ知識〉>https://fujinkoron.jp/articles/-/4249

<白粉花(おしろいばな)仲秋>
【子季語】 白粉草、おしろい、夕化粧、金化粧、銀化粧
熱帯アメリカ産。オシロイバナ科の多年草。黒い小さな種子を割ると中におしろいのような白い胚乳がある。赤、白、黄などの漏斗状の小さな花を沢山つける。夕方開花し、朝にはしぼんで落ちるので夕化粧ともいう。(「きごさい歳時記」)
 
<白粉花(おしろいばな)【秋―植物―仲秋】・例句>
白粉花の実をつぶす指若しとす    金子兜太
白粉の種採る予後の指の冷      柳生千枝子
おしろいのぱつと開きし五弁かな   小林草吾
おしろいや路地におもちゃの調理台  原茂美
おしろいの露地に忘れし三輪車    田中眞
白粉花湯屋へゆく髪しどけなし    金光絹江

<実りの秋、北の大地を走り抜ける「ジャガイモ列車」 北海道・十勝地方>・アーカイブ「探訪」・2024/9/7 ・https://www.sankei.com/article/20240907-LNFUNSQWJVOCBG3OSLNK7I7XOU/

  • URLをコピーしました!
目次