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徒然俳句:夏の月

死刑あり何を信じて夏の月

<沖縄3大名花の一つオオゴチョウ、鮮やかに咲く 沖縄市>・7月9日
https://www.asahi.com/articles/ASS78338XS78DIFI00BM.html

<夏の月:例句>
夏の月遠く近くに祭り笛   久保田一豊
夢のない水の眠りや夏の月  河野志保
爪先に宇宙感じぬ夏の月   内野聖子
光る雲真夏の月の向こう側  甲田夏湖
夏の月わたしとわたし背中合わせ 小枝恵美子

* 定命(瀬戸内 寂聴 (著))
死後見つかった心に響く「いのち」の遺句集
「死ぬまでにもう一冊出したい」生前こう語っていた瀬戸内寂聴氏。
死後、寂庵の書斎からおびただしい数の句稿が見つかった。
”小説とちがい、私にとっては俳句は無責任な愉しみだけを与えてくれるので今では無二の友になりました。死ぬまでつづけるつもりです。”
(95歳のとき知人にあてた手紙より)
晩年の心の友であり、創作に注力していた俳句。万人の心に響く「いのち」の遺句集。

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