モーロクし夢の逃げ行く明易し
明易し夢は不消化モーロクす
世を想ひされどモーロクあけ易し
明易やモーロク進み南無阿弥陀
モーロクし妙に早起き明易し
<明易(あけやす)三夏>
【子季語】明易し、明やす、明早し、明急ぐ
夏の夜の明けが早いことをいう。科学現象としては短夜と同じだが、短夜は夜が短いことをいうのに対して、明易は、明け急ぐ夜を嘆く思いが増さる。春分を境に一日一日昼の時間が長くなり、夏至にいたってそれが最長になる。場所にもよるが、早いときで午前四時頃には白々としてくる。農作業などをするによく、早起きが楽しい頃である。(「きごさい歳時記」)
<明易し:例句>
明易き絶滅鳥類図鑑かな 矢島渚男
今さらに吉川英治明易し 大谷朱門
明易き人生ああ土根性は 小川双々子
明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 高浜虚子
<心身爽やかに 富山・八尾の川倉山不動寺で滝修行>・7月6日
https://webun.jp/articles/-/631307
<秘境貫くローカル線 JR肥薩線・大畑駅>・アーカイブ「探訪」・2024/7/6・
https://www.sankei.com/article/20240706-NEXAPH4X7BI7ZMMZK2K6UGDH44/