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モーロク俳句:更衣

モーロクし愚痴も多くて更衣
モーロクし命透かして更衣
モーロクし生きて来ただけ更衣

 
<更衣(ころもがえ、ころもがへ) 初夏>
【子季語】更衣ふ
 
<次候 紅花栄(こうか さかう)>

<更衣:例句>
衣更へてみても思ひ出ばかりかな 山田弘子
ポケットの薬を移す更衣     古屋元
いち早く街若くなる更衣     高村洋子
更衣選ぶも着るもひとりかな   能村登四郎
衣更えして白猫をなでている   中林明美

* おみくじの歴史: 神仏のお告げはなぜ詩歌なのか (歴史文化ライブラリー ・平野 多恵 (著))
初詣で運勢を占うおみくじ。日本の社寺の風俗として定着しているが、いつから存在し、誰がつくり、なぜ和歌や漢詩が書いてあるのかなど、謎は多い。そのルーツを追いながら、日本人がどのようにしておみくじと関わってきたのかを探り、長く人々を惹きつけてきた魅力に迫る。歴史を知り神仏のお告げと向き合い解釈すれば、おみくじはもっと面白い。

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