2024年– date –
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モーロク俳句:緋鯉
モーロクし堂々巡り緋鯉かな <緋鯉(ひごい/ひごひ) 三夏>【子季語】斑鯉/錦鯉観賞用として飼われている鯉の一種。野生の鯉からの変種であるが、一般的には燈赤色のものをいう。赤や紅白の斑入り、金色や三色の錦鯉など種類はさまざま。新潟産の錦鯉は... -
徒然俳句:若楓
いろいろな「ありがとう」あり若楓 <あふれる青紫 日南でジャカランダが見ごろ>・5月23日https://www.asahi.com/articles/ASS5Q43Y3S5QTNAB004M.html <若楓:例句>若楓掌いっぱい波の音 河野志保若楓象形文字の魚跳ねて 辻のぶ子洩るる日もこ... -
たべもの俳句:トビウオフライ
サクサクにトビウオフライタルタルで <飛魚(とびうお、とびうを)三夏>【子季語】とびら、あごトビウオ科の硬骨魚。体長約三十センチ。体の色は青く美しい。胸びれが長く、それを翼のように振って海面を滑空する。群れをなし、日を受けて翔ぶさまは壮... -
モーロク俳句:ゼラニューム
モーロクしモーロク友にゼラニューム <ゼラニューム 三夏>・【子季語】天竺葵<「日本一美しい円筒分水槽」あふれる雪解け水、人の心も田畑も潤す>・5月24日・https://www.asahi.com/articles/ASS5S04QZS5SPUZB003M.html <ゼラニューム:例句>ゼラ... -
徒然俳句:万緑
万緑や男の耳にイヤリング <礼文島だけに自生「レブンアツモリソウ」が開花>・5月25日https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240525/k10014460181000.html <万緑:例句>万緑や橋の真ン中さみしかり 小菅佳子万緑やすつと己の道が見え 小澤克... -
たべもの俳句:イサキの煮付け
甘辛くイサキの煮付け夕ご飯 <いさき 三夏>【子季語】いさぎ/いせぎスズキ目イサキ科の磯魚。地方によってイサギ、イセギ、イッサキなどとも。体長四十五センチに達する。体形はやや細長い紡錘形。背に暗褐色の縦縞が三本あるが、成長につれて薄れる。... -
モーロク俳句:十薬(じゅうやく)
どくだみを慈しむなりモーロクし <レース復帰目指し初泳ぎ 福島・いわき、「馬のプール開き」>・2024/5/23https://www.sankei.com/article/20240523-LFCF5AM54BN2HH2I7MPV4KRI4Q/ <十薬(じゅうやく)【夏―植物―初夏】・例句>十薬のさげすむたびに増... -
徒然俳句:薄暑
ニュータウン更地あちこち薄暑かな <薄暑(はくしょ) 初夏>・【子季語】軽暖<「麦秋」到来 金色と茶色のパッチワーク広がる麦畑 岡山>・2024/5/22https://mainichi.jp/graphs/20240522/mpj/00m/040/053000f/20240522mpj00m040044000p <薄暑(はく... -
たべもの俳句:イシモチの塩焼き
イシモチのふっくら塩焼き夕ご飯 <石首魚(いしもち) 三夏>【子季語】ぐち/にべ/しろぐちスズキ目ニベ科の魚。頭部内側に大きな耳石を二つ持っているためこういう。地方によってシログチ、シラグチ、グチなどとも。 体長五十センチに達する。産卵期に... -
モーロク俳句:更衣
モーロクし愚痴も多くて更衣モーロクし命透かして更衣モーロクし生きて来ただけ更衣 <更衣(ころもがえ、ころもがへ) 初夏>【子季語】更衣ふ <次候 紅花栄(こうか さかう)> <更衣:例句>衣更へてみても思ひ出ばかりかな 山田弘子ポケットの薬...