モーロクしあるはずもなし隙間風
モーロクし口論の果て隙間風
モーロクしあの世と思う夜の寒さ
<隙間風(すきまかぜ)三冬>
障子や戸の隙間から入ってくる冷たい風のこと。隙間に目張りをしてこれを防いだりする。身にしみる風である。(「きごさい歳時記」)
<隙間風:例句>
かたくなな心に隙間風の吹く 山田 敏子
かみ合はぬ話に黙す隙間風 加藤武夫
晩年といふ家ありて隙間風 蔦 悦子
朝粥の湯気斜なる隙間風 村上青竜
東京の隙間風とも馴染みたる 山田弘子
<まるで古城、高台の「馬見所」 欧米諸国との社交場でもあった競馬場>・12月2日
https://www.asahi.com/articles/ASRCW4SMJRCPOXIE01G.html